投稿者「riss」のアーカイブ

コラムを掲載しました(外村江里奈:時間、あるいは「いのち」を刻む物語)

noteにコラムを掲載しました。

今回はRISS理事の外村江里奈さんの「時間、あるいは「いのち」を刻む物語」です。

外村江里奈
(博士(学術)、東洋大学文学部哲学科非常勤講師、清泉女子大学非常勤講師、一般社団法人社会科学総合研究機構 理事)

コラムバックナンバー:

「思考パターンと認識能力」

「世界と自己を豊かにする パースペクティブの可能性 」

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「一期一会」、「森羅万象」。この二つの四文字熟語は、私の言葉の宝物である。これらは、「いのち」を映し出す言葉であろう。
しばしば、「何気ない日常の一瞬が貴重だ」といわれる。なぜだろうか。本文では、「一期一会」という言葉をちょっぴり深く味わうことで、この問いの答えに接近したい(「森羅万象」の玩味は乞うご期待!)。そのことが「いのち」を見直す機会になったり、人生を彩るひとつの音色になったりしたのなら素敵だな。

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【告知:オンライン勉強会(特別無料公開)】「新自由主義が考える経済社会」(2020年11月12日(木)20時〜)

オンライン勉強会を実施します。
今回は特別無料公開といたします。
テーマは、「新自由主義が考える経済社会」です。
日時:2020年11月12日(木)20時スタート

公助を担う行政の長が「自助・共助・公助」を主張したことで、逆説的により一層の「自助」努力を求める時の政権のスタンスが明らかにされました。この「自助」や「自己責任」を重視する経済社会思想は「新自由主義」と呼ばれます。日本でもすでに1980年代からこの新自由主義的な考え方が広がってきましたが、コロナ禍対策による今後の財政難を考えたとき、これまで以上に多くの人びとがこの「新自由主義」と対峙することが要求されると考えられます。そのため今回の勉強会では、この新自由主義について日本でいち早く体系的に考察された故・野尻武敏先生(神戸大学・大阪学院大学名誉教授、生活協同組合コープこうべ協同学苑学苑長)の論考を中心に、新自由主義の考える経済社会を基礎から考えます。

報告者・世話人:目白大学 社会学部 准教授 廣重剛史

参加申し込みはこちらから。

コラムを掲載しました(熨斗隆幸:コンピュータにできないこと ITの限界?(2) Ignoramus et ignorabimus ――われわれは知らないし、 知らないであろう )(note)

noteにコラムを掲載しました。

今回は、熨斗 隆幸(RISS研究員)の「コンピュータにできないこと  ITの限界?」です。

熨斗 隆幸
一般社団法人 社会科学総合研究機構 研究員)

コラムバックナンバー:

ITは社会を変えるか? :スーパーシティが立ち上がる?

コンピュータにできないこと  ITの限界?

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前回計算の限界についてお話ししました。しかし計算機の限界を認めるとしても、そもそもいまのデジタル社会は計算機でできているの?という疑問があるかもしれません。社会のIT化を見ていると何だってできそうじゃない。計算機って計算するモノでしょう?スマホって電卓機能はあるけど、計算機じゃないでしょう、とおっしゃるかもしれませんね。元々電話だし。

 続きはnoteで。