コラムをnoteに掲載しました。
今回は、稲葉年計の「「アイディアの政治」の時代と小池百合子都知事」です。
稲葉年計
(博士(社会学)、東京都立大学大学院 客員研究員、四日市大学 非常勤講師、一般社団法人社会科学総合研究機構 研究員)
主要著書:『統治・自律・民主主義:パターナリズムの政治社会学』NTT出版、『システムの社会理論―宮台真司初期思考集成』(共著) 勁草書房
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「アイディアの政治」
1990年代に入ると各国で福祉政策などの大幅な改革が行われる.ここから「制度」の自律性という想定が掘り崩され,制度変容を捉える新たな「政治」理論が出てくる(田中 2009: 30).歴史的制度論の決定論的性質の為に制度の変化を説明できないという批判は強いものであった.
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